私は愛媛在住です。春の訪れを感じ始めると花を求めて車を走らせる機会が増えてきます。2月の初旬は走り始めることができませんでしたが、少し余裕が出てきたので、シーズンとなる梅を求めて車を走らせてみました。
綱敷天満宮・志島ヶ原(今治市)
今治市の梅の名称と言えば綱敷天満宮とその周囲に広がる志島ヶ原です。こちらは地元紙でも見頃という情報が既に出ていたので、今治に行くついでに立ち寄ろうと思っていたのですが、いつも雨。今回の3/1も雨でしたが、新聞紙面に出たのがしばらく前だったので、雨の中ではありましたが、見られないまま時期が過ぎてしまうのは寂しいので、雨天ではありましたが、訪問してきました。
志島ヶ原と綱敷天満宮とは
国指定の名勝で、藤原氏全盛の平安時代、策略にはまり太宰府へ流されることになってしまった菅原道真が都から桜井(志島ヶ原の所在地)の沖にさしかかった際に海が荒れ、志島ヶ浦になんとかたどりついた際に土地の人々が菅公の身に何事も無かったのを喜び、船の艫綱(※)を巻いて敷物にしてお迎えしたので、綱敷天満神社の名が付けられたそうです。
※艫綱・・・ともづなとは船を陸につなぎ止めるための綱のこと
志島ヶ原には約3,000本の黒松ががあり、その周辺に梅林がある。
2022年3月1日(火)の梅の現在の状況
境内、周辺ともに見て歩きましたが、木により差があり、終わりに近づいているものもあれば、まだこれから咲いていくものもありましたので、もうしばらく楽しめそうでした。チャンスが有れば、晴れた日にもう一度訪れてみたいなと思っています。
2022年3月9日(水)の梅の現在の状況
1日に訪れたときよりも開花が進んでおり白梅の多くが見頃を迎えていました。天気が良いことも有り、混雑する程では無い物の訪れている人もいらっしゃいました。
綱敷天満宮・志島ヶ原へのアクセス
今治小松自動車道 今治湯ノ浦ICから車で5分
西瀬戸自動車道 今治ICから車で14分
愛媛県今治市桜井6丁目2−1
愛媛県神社庁サイト
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